Zaurus算譜符作成覚書


これは、自分自身のために書いた覚書です。内容に責任は持てませんので、悪しからず。

Zaurus 上で java をコンパイルする方法

  1. jdk1.1.8を入手し、これを、適当なコンピュータにインストールする。
  2. インストールしたjdk1.1.8の lib ディレクトリの中にある classes.zip を取り出す。
    これを、Zaurus の適当なディレクトリにコピーする。 ここでは、以下のディレクトリにコピーしたものをして、解説を進める。
    bash-2.05$ ls /mnt/card/jdk118/lib/classes.*
    /mnt/card/jdk118/lib/classes.zip
    

  3. 以下のソースリストを入力し、test.java という名前で保存する。
    test.java
    class test {
       public static void main (String args[]) {
          System.out.println("Hello SL-C700");
          System.out.println("こんにちは、 SL-C700です。");
     
       }
    }
    

  4. コマンドラインから、以下のような引数で、前述のソースリストをコンパイルする。 エラーが出なければOK
    bash-2.05$ evm -classpath /mnt/card/jdk118/lib/classes.zip sun.tools.javac.Main test.java
    Display size = 480x640
    connect:shmget ok
    

  5. 実際にvmで実行してみる。正常に、メッセージが表示されたらOK
    bash-2.05$ evm test
    Display size = 480x640
    connect:shmget ok
    Hello SL-C700
    こんにちは、 SL-C700です
    

これで、いつでも、どこでも、javaの開発ができるぜ!



付録
毎回、毎回、長い引数を入力するのは面倒です。シェルスクリプトを書き、実行権を与えておけば便利です。
java のアーカイブツールである jar も同じような方法であつかえます。 詳しくは、以下のシェルスクリプトをご覧ください。

javac のシェルスクリプト
#!/bin/sh
evm -classpath /mnt/card/jdk118/lib/classes.zip sun.tools.javac.Main $1 $2 $3 $4 $5 $6 $7 $8 $9


jar のシェルスクリプト
#!/bin/sh
evm -classpath /mnt/card/jdk118/lib/classes.zip sun.tools.jar.Main $1 $2 $3 $4 $5 $6 $7 $8 $9


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