アサラトをはじめよう

アサラトについて

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アサラト(Asalato)は、2つの木の実を紐で結びつけただけの西アフリカ生まれの素朴な民族楽器です。
少し練習するだけで誰でもマスターできます。

アサラトの持ち方

手をピースにして人差し指と中指でアサラトを垂らす。
この状態で、内側の実を握る。
_images/IMG_1815_preparation.jpg _images/IMG_1817_hold.jpg

基本的テクニック

シェイク - Shake

2つの実を握って、振る。

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グラブフリップ - Grab Flip

外側に垂らした状態の実を小指側で握る。

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ハングフロップ - Hung Frop

親指側に垂らしたボールを小指側で握る。

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クリック - Click

2つの実をぶつける。

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簡単でしょ。
これらを組み合わせて、色々なリズムが作れます。
だれでも、少し練習すればOKです。
さあ、みんなでアサラトをはじめましょう。
けん玉やジャグリングなどは脳の活性化、集中力のトレーニングになるそうです。
このアサラトも、同じような効果があると思います。

これから始める方に

アサラトの選び方

これから、はじめようと言う方には、最初は、少しお高いですがコルク製アサラトがオススメです。

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本物は、ちょっと音がうるさいので、ご近所迷惑になります。 そこで、慣れるまでは、ほとんど音がしないコルク製アサラトを購入して、練習すればよいでしょう。 これなら、どこでも練習できます。

アサラトの練習方法

ネットで公開されているビデオで学ぶ

以下のurlで紹介されているフランス在住のミュージシャンのDe Zeusさんの動画を見ながら練習するとよいでしょう。

<http://cj-ball.jugem.jp/?eid=14> 最も解り易いアサラト基礎講座

上達のコツ

一番重要なのは、紐の長さです。
練習しながら、自分の手の大きさにあった最適の長さを見つけてください。
紐の長さが合っていないと、以下のような問題が発生します。
  • 紐が短すぎると、下側の実が掴めないのでグラブフリップできない。

  • 紐が長すぎても短すぎても、クリックで、実と実がうまく当らない。

紐は、少し長めにしておき、練習しながら紐の端を結ぶ位置を少しづつ短くしていき、 自分にあった長さを探しましょう。

練習の順序

最初は、グラブフリップの練習だけをひたすら繰り返してください。地味ですが、確実に2つの実を掴めるようにしてください。
グラブフリップが確実に出来るようになったら、ハングフロップに進みましょう。
この2つを完璧にマスターすれば、かなり自由にアサラトを操れるようになっているはずです。

最後に

アサラトは単純な構造なのでちょっと練習すれば誰でも音を出すことできますが、自由に操るには、鍛錬が必要な奥の深い楽器です。 気長に練習して、演奏を楽しんでください。